毛浦多が演じるのは、欲しいものは必ず手に入れる術を知り尽くした大胆な営業ウーマン。全118分のこの長編作品では、彼女はいつもの営業トークを飛ばし、いきなり本題へ。「男性のクライアントが契約書にサインすれば、その日は私が彼のものになる」と宣言します。美しい顔立ちとふっくらとした曲線美を持つ彼女の誘惑は、多くの男性を抗いがたく引き寄せます。特に一人暮らしの男性をターゲットにすることで、邪魔されることなく次々と契約を締結していくのです。しかし、女性客や第三者がいる場合は戦略を変え、会話による説得という伝統的な手法に切り替え、もし反応が悪ければサッと退散する柔軟さも持ち合わせています。
クラタのキャラクターは非常に効率的で集中力があります。雑談に時間を浪費することはなく、製品紹介から「提案」へと数分で移行します。彼女の方法論はシンプルながら極めて効果的――究極のインセンティブとして自身の身体を使うこと。映画は彼女の日々のルーティンを追いますが、ドアを開ける人物に応じて常に戦略を適応させます。それはスピーディーな誘惑であれ、丁寧な見送りであれ、彼女の目標は変わりません。「次のアポイントメントに移る前に、できるだけ多くの男性顧客からサインをもらうこと」。
リアルなシチュエーションでありながらトランザクション(取引)的なスパイスが効いたこの作品は、ビジネスと快楽が融合したユニークな体験を提供してくれます。セックスを営業ツールとして使うという設定が、一つ一つの出会いに緊張感と予測不可能性をもたらします。毛浦多の演技には魅力と強い決意が宿り、すべてのやり取りに本物らしさを与えています。複数の誘惑シーンと明確なパワーダイナミクスを持つ長編ストーリーをお探しなら、この「セールス」を見逃す手はありません。