献身的なボランティア、本庄スズは、山田という名の息苦しい世界に足を踏み入れる。大学を中退し両親を亡くして以来、この男は30年間アパートに閉じこもりがちの生活を送っていたのだ。社会保障費で細々と生計を立てる山田にとって、世間との接触は皆無の状態。そんな彼を外へ引き出すべく、「さくらさく」支援グループから派遣されたのがスズ。雑然とした部屋を満たす圧倒的な散らかり具合と悪臭に思わず顔をしかめながらも、彼女は底抜けの明るさで山田にアプローチする。
スズが熱心に山田の混沌とした空間の片付けや整理を手伝ううちに、彼女は丸めたティッシュの山を発見する。軽く嗅いでみると、それは精液を拭き取るために使われたものだと直感的に理解した。人間の性欲などごく自然なことだと悟ったスズは、ためらうことなく行動に移る。秘められた欲望を満たしてあげるためなら喜んで協力しようと決意するのだ。その思いやりの心は、孤独な男性を性的充足へと導きたいという本能的な願望と瞬時に結びつく。
このシーンは、家庭的な親密さと抑制のない官能性が完璧に融合した瞬間を見事に捉えている。スズが優しい介護者から献身的な恋人へと変貌し、大量の郵便物と孤立の中で変態おじさんを快楽へと導いていく様子を目撃せよ。引きこもり男性を救い出す物語や、美しいボランティアが主導権を握る展開がお好きなら、本庄スズと山田のこの出会いは必見です!