希咲ひかりは、愛娘リカを一人で育て上げてきた献身的なシングルマザー。自身の過去の失敗を繰り返させまいと、リカの交際相手には人一倍厳しい目を向けていた。しかし、ある夜、リカの彼氏が放つ危険な空気にひかりは翻弄される。避妊を拒み、女性を玩具のように扱うその男の強引な誘惑。影から覗き見ていたひかりは、男に見つかったことをきっかけに、酒の席で逃げ場を失い、長年抑え込んできた女としての本能を呼び覚まされてしまう。
男の本性を知りながらも、ひかりは彼が与える強烈な快感に抗うことができない。娘を守るための母親としての理性は、飢えていた身体の欲求に次々と塗り替えられていく。娘を彼の手から遠ざけるために自らを差し出すという取引を試みるが、ひかり自身もまた、男の狡猾な支配と自らの隠された欲望の虜になっていた。背徳の快楽に溺れ、道徳的な一線を越えていくその姿は、もはや母親の面影を失い、ただの淫らな女へと変貌を遂げていく。
そして、最悪の瞬間が訪れる。何も知らないリカが、母と恋人の密会を偶然目撃してしまうという修羅場へ。崩れ去る家庭の平和と、取り返しのつかない裏切りの代償。希咲ひかりが歩む、欲望と背徳が絡み合う危険な愛憎劇の結末とは。すべてを築き上げてきた母親の人生が、禁断の快楽によって音を立てて崩壊していく衝撃のドラマをその目に焼き付けてほしい。